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園山俊二さんのイラストでバス停美化 [園山俊二さんのイラスト]

         園山俊二さんのイラストでバス停美化
                                          (山陰中央新報調べ)

バス停にラッピングする シールを掲げる、プロジェクトゆうあいの
早瀬耕平さん
 
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松江市のNPO法人プロジェクトゆうあい(三輪利春理事長)が、同市出身の漫画家、
故・園山俊二さんのイラストを使い、市内のバス停をラッピングする取り組みを始める。
時刻表がはがれ、見にくくなったバス停の美化と観光振興などが目的。第1弾は、園山さんの
生家に近い同市外中原町の月照寺入り口のバス停など3カ所を手掛け、今後も個人や企業の
協賛を募り、設置数を増やしていく。

 公共交通の利用と障害者の自立を支援する同法人は、2年前からバス停の美化活動を推進。
同市内に路線バスを運行するバス会社3社と協定を結び、汚れたバス停を清掃し、
板面に人権啓発のポスターを張っていた。

 活動の新シリーズとなる“園山バス停”は、園山さんが描き残した松江城や月照寺の大亀など、
郷土の風物をテーマにしたイラストをバス停に掲示。松江開府400年祭開催時から、
著作権使用料が不要の13点の図柄や、バスの路線図などで板面を飾る。

 初回は個人の寄付を基にプロジェクトゆうあいが手掛けるが、今後は板面のサイズなどに応じ、
個人や企業から3~7万円の協賛金を募り、一部を同法人で働く障害者スタッフに還元する。

 28日に最初の作業を行う予定で、ゆうあいの早瀬耕平さん(28)は「バス停をもっと
『街の風景』としてみなさんに感じてほしい」と話した。

 協賛の問い合わせは同法人電話、0852(32)8645。



          松江水燈路で「脱力系」行灯続々と                                             (山陰中央新報調べ)

思わず笑ってしまうユニークな行灯  

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松江市殿町の松江城周辺を行灯(あんどん)で照らすイベント「松江水燈路」で、方言で脱力系の
エピソードを表現した川柳を記した「詠み人知らず」の行灯がずらり並び、観光客や市民を
楽しませている。松江観光協会の依頼で城東公民館(同市北田町)の書道サークルが日常生活で
起きた何げない出来事を詠み込み、行灯にした。

 「おべたがね 曲がり角から がいな犬」「そーどがまし けんかすーなら 外でせー」-。
出雲弁丸出しの行灯は土日・祝日、松江城の塩見縄手に計50個(200枚)を、連ねて陳列。
書道サークル代表で同市母衣町の主婦山延由畿子さん(77)は「標語のように礼儀正しい
言葉よりも楽しみ半分、喜び半分でできるものを作ろうと思った」と話す。

 サークルは手作り行灯の設置が始まった2004年から川柳の行灯を製作。山延さんは以前、
行灯設置・撤去のボランティアに携わった際に「観光客から行灯の方言の意味を聞かれ、
教えてあげたら喜ばれた」と振り返る。

 また「書いているうちに昔家族が使っていた言葉を思い出して懐かしくなる」と、
書き手側も楽しく創作できることから、今年は3年ぶりに過去最大となる200枚の川柳を
60~70代のメンバー7人で仕上げたという。

 川柳を「詠み人知らず」にしたのは「名前がない方が、恥ずかしがらずに思い切ってできるから」。
秋の夜長に観光客と市民とのコミュニケーションとして役立ちそうですね。
































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