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堀川遊覧船乗船客500万人達成 [堀川遊覧船]

堀川遊覧船乗船客500万人達成
                        (山陰中央新報調べ)


500万人突破を記念した貸切船に乗り、 笑顔の田口孝子さん(中央)= 松江市黒田町、ふれあい広場乗船場  

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松江観光の目玉となっている堀川遊覧船で9日、就航以来の乗船客が500万人を突破した。
1997年7月の就航開始から16年での達成。同市黒田町のふれあい広場乗船場であった
記念式典では、節目の乗船客となった岐阜県中津川市の会社員、田口孝子さん(57)に、
花束や記念品が贈られた。

 堀川遊覧船は、松江城築城時から残る堀のうち、約3・7キロを周遊する。水上から見る
城下町の景観が人気を呼び、年間30万人以上が乗船。松江城や宍道湖の夕景と並び、
松江観光の呼び物になっている。

 式典では、松浦正敬市長が「一層の工夫をし、乗船客1千万人を目指して頑張る」とあいさつ。
船頭たち約20人は、船上で普段歌っている「堀川音頭」を踊り付きで披露。三味線や太鼓も
船頭たちが受け持ち、芸達者ぶりを見せた。

 田口さんは娘2人との親子旅で、出雲大社参拝を兼ねて初めて松江を訪れた。紅白の幕で
飾られた貸切船に乗り込み「特別な船に乗せてもらえ、思い出に残る」と笑顔だった。




山陰最大鋳物工房跡の発掘成果を展示                       (山陰中央新報調べ)


三部古城山遺跡から出土した 鋳型片などを見る来館者  

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戦国時代から江戸時代初めの山陰最大規模の鋳造工房跡だったことが判明した「三部古城山遺跡」
(伯耆町三部)の出土品展が8日、伯耆町吉長の岸本公民館で始まった。発掘された炉の破片や
鋳型用のヘラなど約120点を展示し、来館者が当時伯耆町内に鋳物製品の一大産地があった
ことに理解を深めている。12日まで。

 三部古城山遺跡は2010年、砂防えん堤建設工事に伴い、町教育委員会が三部集落裏手の
谷約1500平方メートルを発掘調査。その後2年間の整理作業で、鉄・銅を溶かす鋳造炉の粘土片、
羽口(炉送風管の先端部)を計1・35トン、鍋や釣り鐘などの鋳型片729点を確認。山陰両県
12カ所の鋳造遺跡のうち最大規模と判明した。

 展示会は、大量に発見された鍋の鋳型、羽口、同時代の陶磁器片、熱した鉄を打つ台
「金床石」など発掘品の一部を初公開。鋳造炉や鋳型を固定する鋳造坑といった発掘現場の
写真や、工房の再現絵図も並べた。

 町教委生涯学習室の長田康平副室長は「文献に残っていない遺跡が発掘された。周辺にたたら
製鉄の産地があり、工房跡そばにある野上城のお抱え鋳物師たちが、戦火をぬって約150年間、
鋳造を続けていたのだろう」と話している。

 伯耆町二部の二部公民館でも18日から5日間、展示される。































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