寧夏訪問団友好記念の舞踏劇上演

寧夏訪問団友好記念の舞踏劇上演 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （山陰中央新報調べ）

舞踊劇「月上賀蘭」を情感豊かに熱演する銀川芸術劇院の団員 　



中国・寧夏回族自治区と県との友好提携２０周年を記念した舞踊劇「月上賀蘭」が１３日、
松江市殿町の県民会館で上演され、華麗な衣装を身にまとった出演者が、幻想的な音楽と
踊りを披露し、千人の観客を魅了した。

　同自治区にある銀川市の総合芸術楽団「銀川芸術劇院」や県などが主催し、日本では
初めて公演した。

　劇は、千年前のシルクロードや寧夏の名峰・賀蘭山を舞台に繰り広げられる、西域から、
砂漠を越えてやって来たムスリムの青年と寧夏の少女との恋物語。

　きらびやかな衣装に身を包んだ出演者が、民族音楽に合わせて舞い踊り、会場は神秘的な
雰囲気に包まれた。

　劇に先立って同日午前、姚愛興副主席ら９人が溝口善兵衛県知事を表敬訪問。

　溝口知事は「寧夏と島根の交流をさらに発展できるよう力を入れたい」と歓迎。姚副主席が
「２０年の実績をもとに交流を深めたい」と応じ、切り絵の掛け軸を記念品として手渡した。



　神在月イベント　神楽衣装でお出迎え
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （山陰中央新報調べ）

オロチなどに扮し、到着客をもてなす神楽団員

＝出雲市斐川町沖洲、出雲空港
　


神在月に出雲を訪れた観光客をもてなそうと、出雲空港（出雲市斐川町沖洲）で１２日、
神在月お出迎えイベントが始まった。神楽衣装に身を包んだ神楽団員らが、出雲入りを記念した
「在国証明書」や観光チラシを配り、到着客を歓迎した。

　同空港ターミナルビルが２年前から、出雲大社の神在祭に合わせて企画。羽田３便と大阪１便の
到着時刻に合わせ、１５日まで実施する。

　午前１１時４５分到着の羽田からの便に合わせて行われたイベントでは、オロチやアマテラス
などに扮（ふん）した団員や職員が２６１人をお出迎え。「ようこそ出雲へ」と声を掛けながら、
在国証明書などを手渡し、縁結びの地「出雲」をＰＲした。

　横浜市鶴見区から２泊３日の山陰旅行で訪れた、自営業金子充伯さん（４２）は「神話の国出雲
ならではのおもてなしでうれしい。初めての出雲を楽しみたい」と笑顔を見せた　

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