浜田で日本石見神楽大会 [浜田で日本石見神楽大会]
浜田で日本石見神楽大会 (山陰中央新報調べ)
「紅葉狩」の演目を披露する 益田市の石見神楽久々茂保存会=
浜田市黒川町、石央文化ホール
「2013日本石見神楽大会」が17日、浜田市黒川町の石央文化ホールであり、浜田市内を中心に、
広島県を含む、15社中・団体が勇壮な舞いで、集まった約700人の観客を魅了した。
西村神楽社中の「神迎え」で開幕すると、石見神楽大尾谷社中による「塵輪(じんりん)」、
後野神楽社中による「大江山」など、各社中が人気演目を次々に披露し、会場を盛り上げた。
また、広島県安芸高田市の横田神楽団のほか、益田、江津両市の石見神楽社中も出演し、
花を添えた。
鑑賞に訪れた浜田市立松原小学校4年の中山太郎君(10)は「紅葉狩の演目で、
面が早変わりする所がおもしろかった」と話した。
大会は、伝統文化の振興と地域活性化を目的に旧浜田市で活動する石見神楽社中などで
つくる実行委員会が1991年から毎年開いている。
第6部 官民共同運営刑務所(3) 薄らぐ抵抗感
(山陰中央新報調べ)
センター職員やその家族とともに、 地域ぐるみでハロウィーンの イベントを楽しむ参加者 住民レベルでも一体化
「反対はなかったが、抵抗感はやはりあったんだな」。島根あさひ社会復帰促進センター
(浜田市旭町丸原)の手塚文哉センター長(57)は、示された結果に少し驚いた。
センター開所5周年を前に今春、琉球大の矢野恵美准教授らが、浜田市の旭、金城両
自治区の住民を対象に意識調査を実施。その結果、センター開所前に抵抗感が「ややあった」が
41・0%、「強くあった」が7・9%だった。旧旭町を中心にした熱心な誘致には表れなかった、
住民の「本音」だ。
ただ、現在の抵抗感は「ややある」が10・7%、「強くある」が1・9%と大きく低下。手塚センター長は
、基本方針の一つ「地域との共生」が着実に進んでいることに、手応えを感じている。
◇ ◇
刑務所につきまとう「暗い」「怖い」といった印象を、どう払拭(ふっしょく)するか。センターには
民間のアイデアも生かし、さまざまな工夫が凝らされている。
刑務所の象徴で威圧感の元になる「塀」はなし。内部は明るく、「監獄」のイメージにつながる
鉄格子は採用していない。もちろん受刑者の逃走などを防ぐ警備面は、最新鋭システムで
万全を期している。また、敷地内で交通の便が良い側は、官舎や認定こども園などがある
「地域交流エリア」として開放している。
内部の見学は開所後も実施しており、矢野准教授らの調査でも45・1%が経験。法務省や
浜田市の説明会には、家族を含めて57・2%が参加していた。
矢野准教授は刑務所について「同じ迷惑施設でも米軍基地や原子力発電所とは異なり、
『存在自体は認める』と思われているもの」と解説。その上で、調査結果が示した抵抗感の変化を
「刑務所の実際を知り、自分と無関係ではないと思うことが受容につながっている」と分析する。
◇ ◇
「紅葉狩」の演目を披露する 益田市の石見神楽久々茂保存会=
浜田市黒川町、石央文化ホール
「2013日本石見神楽大会」が17日、浜田市黒川町の石央文化ホールであり、浜田市内を中心に、
広島県を含む、15社中・団体が勇壮な舞いで、集まった約700人の観客を魅了した。
西村神楽社中の「神迎え」で開幕すると、石見神楽大尾谷社中による「塵輪(じんりん)」、
後野神楽社中による「大江山」など、各社中が人気演目を次々に披露し、会場を盛り上げた。
また、広島県安芸高田市の横田神楽団のほか、益田、江津両市の石見神楽社中も出演し、
花を添えた。
鑑賞に訪れた浜田市立松原小学校4年の中山太郎君(10)は「紅葉狩の演目で、
面が早変わりする所がおもしろかった」と話した。
大会は、伝統文化の振興と地域活性化を目的に旧浜田市で活動する石見神楽社中などで
つくる実行委員会が1991年から毎年開いている。
第6部 官民共同運営刑務所(3) 薄らぐ抵抗感
(山陰中央新報調べ)
センター職員やその家族とともに、 地域ぐるみでハロウィーンの イベントを楽しむ参加者 住民レベルでも一体化
「反対はなかったが、抵抗感はやはりあったんだな」。島根あさひ社会復帰促進センター
(浜田市旭町丸原)の手塚文哉センター長(57)は、示された結果に少し驚いた。
センター開所5周年を前に今春、琉球大の矢野恵美准教授らが、浜田市の旭、金城両
自治区の住民を対象に意識調査を実施。その結果、センター開所前に抵抗感が「ややあった」が
41・0%、「強くあった」が7・9%だった。旧旭町を中心にした熱心な誘致には表れなかった、
住民の「本音」だ。
ただ、現在の抵抗感は「ややある」が10・7%、「強くある」が1・9%と大きく低下。手塚センター長は
、基本方針の一つ「地域との共生」が着実に進んでいることに、手応えを感じている。
◇ ◇
刑務所につきまとう「暗い」「怖い」といった印象を、どう払拭(ふっしょく)するか。センターには
民間のアイデアも生かし、さまざまな工夫が凝らされている。
刑務所の象徴で威圧感の元になる「塀」はなし。内部は明るく、「監獄」のイメージにつながる
鉄格子は採用していない。もちろん受刑者の逃走などを防ぐ警備面は、最新鋭システムで
万全を期している。また、敷地内で交通の便が良い側は、官舎や認定こども園などがある
「地域交流エリア」として開放している。
内部の見学は開所後も実施しており、矢野准教授らの調査でも45・1%が経験。法務省や
浜田市の説明会には、家族を含めて57・2%が参加していた。
矢野准教授は刑務所について「同じ迷惑施設でも米軍基地や原子力発電所とは異なり、
『存在自体は認める』と思われているもの」と解説。その上で、調査結果が示した抵抗感の変化を
「刑務所の実際を知り、自分と無関係ではないと思うことが受容につながっている」と分析する。
◇ ◇