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アクアスで「ペンギンパレード」 [アクアスで]

  アクアスで「ペンギンパレード」                          (山陰中央新報調べ)

来場者や飼育スタッフの手拍子に

合わせて行進するオウサマペンギン

水族館アクアス(浜田市、江津市)
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浜田市と江津市にまたがる、しまね海洋館アクアスで1日、冬季恒例のペンギンパレードが始まり、
オウサマペンギン12羽が同館の屋外広場を散歩し、来館者約200人に愛らしい姿を披露した。

 パレードは新シロイルカプール前の芝生広場で実施。外周約120メートルを、飼育スタッフらの
手拍子に合わせて行進し、来場者は集団で歩くペンギンの後ろをついて歩いたり、
写真を撮ったりと思い思いに楽しんだ。

 松江市上乃木2丁目から両親と来館した、小村三和さん(8)は「くちばしは怖そうだったけど、
体はふわふわでかわいかった」と笑顔で話した。

 パレードはペンギンの運動を兼ね、冬季限定で2010年から毎年実施。今季は14年3月31日
までの土日祝日と、冬休み(12月21日~14年1月6日)、春休み(14年3月21日~同月31日)
の毎日、午後0時半から約15分間行う。



   官民共同運営刑務所(5) 再犯防止
                        (山陰中央新報調べ)

新開団地で受刑者の作業を見守る

扇原茶園の佐々木玲慈会長(右)
 
独自の処遇で人材再生

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「悪い仲間と付き合い、強盗に関わった」 「その関係をまず切らないと」-。

 受刑者が4、5人の班ごとに、過去を告白しながら再犯に走らない方法を話し合う。島根あさひ
社会復帰促進センター(浜田市旭町丸原)で行われている独自の改善指導プログラム
「回復共同体プログラム」の一こまだ。

 民間資金活用による社会資本整備(PFI)の方式で運営するセンターは、改善指導にも民間の
アイデアを採用。集団の中で社会的な能力を高めることを目指す同プログラムは、センターを共同
運営する特別目的会社の中心企業・大林組(東京都)が米国の先進事例をモデルに構築した。

 今年3月末までに同プログラムを修了して出所した95人のうち、再び刑務所に入ったのは
3人にとどまる。指導する大林組の臨床心理士、毛利真弓さん(36)は「人間関係を学び直し、
他者を人として尊重できる生き方につなげてほしい。結果として、
再入率をさらに下げることができるはず」と語る。

  ◇    ◇
センターの基本方針の一つが「人材の再生」。受刑者の真の更生と円滑な社会復帰を図ろうと、
20種類の改善指導プログラムと、21種類の職業訓練を施している。

 これらには回復共同体プログラムの他にも、国内の刑務所で初めて導入した、盲導犬候補の
子犬を育てる「パピープログラム」や、石州和紙の製作訓練など、独自色の濃いメニューが数多い。

 さらに、仮出所前の受刑者を敷地外に出し、農業を通じて正しい勤労習慣を身に付けさせる
「施設外作業」も全国的に数少ない取り組み。地元との信頼関係がなければ不可能だ。

 場所はセンターから12キロ離れた浜田市金城町七条の農業地「新開団地」。
指導は地元関係者が担う。

 「雑草なんて名前の草はない。みんな、ちゃんと名前があるんだ」。茶栽培を指導する
扇原茶園(浜田市田橋町)の佐々木玲慈会長(56)は、受刑者にこう語り掛ける。

 心に育んでほしいと願うのは生命への感謝。「再犯を防ぐことは、新たな被害者を出さない
ということだから」と、矯正に関わる責任の重さを自覚しながら指導に情熱を燃やす。

































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