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あすの催し、山陰の ニュース 他  (出雲)(石見)(鳥取) [あすの催し]

あすの催し、山陰の ニュース 他  (出雲)(石見)(鳥取)                      (山陰中央新報調べ)

【4月15日(水)】 : イベント(出雲)

遺言・相続に関する無料法律相談(電話相談) 午前10時~午後4時、
相談用電話0852(20)6955、0852(20)6977。問い合わせは
県弁護士会電話0852(21)3450。
セラバンド筋力体操 午後2時、安来市安来町のやすぎ懐古館一風亭。
いちご(15)デー 午前9時~午後6時、安来市安来町の観光交流プラザ、
同市中海町の道の駅あらエッサなかうみ菜彩館。
コレクション展「北斎の想像力-富士・滝・橋の変奏」 午前10時、松江市袖師町の
県立美術館。一般300円、大学生200円、高校生以下無料。5月25日まで(火曜休館)。
ポーセラーツ作品展示会 午前9時~午後6時、松江市西川津町のホームデコ。無料。
29、30日午前9時~午後4時もあり、体験会も開く。5月10日まで(火曜定休)。
不動産鑑定士による無料相談会 午前10時~午後1時、松江市殿町の県市町村
振興センター。相談無料。申し込み不要。県不動産鑑定士協会電話0852(28)7115。
2015年度県がんピアサポーター相談会 午前9時半~11時、出雲市塩冶町の
島根大学医学部付属病院。相談無料。事前予約可。がん患者・
家族サポートセンター電話0853(20)2545。

【4月15日(水)】: イベント(石見)

遺言・相続に関する無料法律相談(電話相談) 午前10時~午後4時、
相談用電話0855(25)5324。問い合わせは県弁護士会電話0852(21)3450。
発達相談の日 午前10時半~正午、益田市常盤町の子育て支援センター。
無料。申し込み不要。

【4月15日(水)】 : イベント(鳥取)

心に残る言葉柴山抱海書展 午前10時~午後7時、鳥取市今町2丁目の鳥取大丸。
21日午後4時まで。
第10回記念中海・白鳥の会写真作品展 午前10時~午後6時、米子市灘町3丁目の
丸京庵市民ギャラリー。20日午後5時まで。
「山陰の自然と鉄道を描く」岸本章 日本画展 午前10時~午後7時半、米子市西福原
2丁目の米子天満屋。20日午後4時まで。


 岩浪 不昧に粋なもてなし
                      (山陰中央新報調べ)                       

こけむし、ゴツゴツした岩肌を幾筋もの清冽(せいれつ)な水流が落ちる。その音に聴き入ると、心が澄み安らいでいく。江戸時代、松江藩の鉄師(てっし)頭取を務め、鉄づくりを取り仕切った櫻井家の住宅(島根県奥出雲町上阿井、国指定重要文化財)。その庭を彩り、個性的な美を際立たせるのが「岩浪(がんろう)」の滝だ。しかし、この滝がもてなしの心で造られた人工の滝と知る人は少ない。

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 大名茶人として名高い松江藩主・松平治郷(不昧)が初めて櫻井家を訪れると聞き、
6代当主の苗清(なえきよ)が1803年、滝を中心とする庭園と屋敷に「上の間」を造った。
殿様を歓迎するためとは言え、滝までもしつらえる発想は豪放かつ風流だ。大いに喜んだ
不昧が滝を「岩浪」と名付けた書が同家に伝わる。滝は高さ約15メートル。1キロ上流の
内谷川から水を引き、岩の上から落としている。

 「水路を掘って導水するのは、砂鉄を採る鉄穴(かんな)流しをしていたのでお手の物。苗清は田部家から養子に入った文人だった。来訪を機に不昧から茶の手ほどきを受けた」と、13代当主の櫻井三郎右衛門さん(92)に教わった。

 櫻井家は静岡県掛川市を本拠地に、大坂の陣で真田幸村らとともに豊臣方として戦った戦国武将・塙団右衛門(ばんだんえもん)の子孫。団右衛門の娘が東北の雄・伊達政宗の側室に迎えられた関係で伊達家と交流があった。一方、不昧の正室も仙台伊達藩主の娘で縁がつながる。

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 庭には藩主がくぐった御成門や御駕(おかご)石が現存。ソメイヨシノの桜色とトガの木の緑が鮮やかなコントラストを成す。「上の間」には、不昧お抱えの名工・小林如泥が腕を振るった欄間がある。縁側は上下2段の貴人廊下で、上を殿様が、下を家臣が歩いた。部屋の脇には茶室の瑞泉洞が設けられている。

 ぜいを尽くした「上の間」や庭園は、松江藩と鉄師たちの強い結び付きをうかがわせる。松江藩は1726年に「鉄方方式」の政策を導入。鉄師9家だけにたたら操業を認め、保護を受けた鉄師は藩に前納銀を上納した。

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 たたら製鉄が出雲国を代表する産業に成長して、松江藩の重要な財源となり、製品が各地で重宝されたことを象徴する資料が「雲陽国益鑑(かがみ)」。他国から国益(現金収入)をもたらした産業をランク付けした番付リストで、西方筆頭の大関が「鉄山鑪(たたら)」だ。

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 松江市史編纂(へんさん)委員の乾隆明さん(66)は「藩政改革を成功させ、幕末の知識人に日本一の富裕藩と認識された松江藩の原動力がたたら製鉄。櫻井家住宅は基幹産業がもたらした富や文化を象徴する」と位置付ける。


















 
























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