松江・玉造温泉 キラキラ橋がライトアップ [玉造温泉、]
松江・玉造温泉 キラキラ橋がライトアップ
(山陰中央新報調べ)
橋に並べられた
キャンドルを
眺める観光客
地元作家の手で芸術性のある橋にリニューアルした「キラキラ橋」のライトアップイベントが22日、
島根県松江市玉湯町の玉造温泉街であり、ろうそくの明かりが演出する幻想的な光景に、
観光客らが見入った。
橋は土産品店などの複合施設「玉造アートボックス」前の玉湯川に架かり、このほど同施設の
運営会社や地元の造形作家が装飾。約10メートルに渡って欄干にしっくいを塗り
「神さまのおうち」と名付けたオブジェなどを設置した。
冬至を迎えたこの日は、松江市のキャンドル作家・中尾淳子さん(35)が創作した
約100個のろうそくを橋の上に並べ、川沿いの桜並木にプロジェクターで光を投影。
揺れる光が温泉街を歩く人の目を引き、千葉県から友人3人で旅行に来た
関谷智美さん(30)ら一行は「光を見てると癒やされる」と声をそろえていました。
(山陰中央新報調べ)
橋に並べられた
キャンドルを
眺める観光客
地元作家の手で芸術性のある橋にリニューアルした「キラキラ橋」のライトアップイベントが22日、
島根県松江市玉湯町の玉造温泉街であり、ろうそくの明かりが演出する幻想的な光景に、
観光客らが見入った。
橋は土産品店などの複合施設「玉造アートボックス」前の玉湯川に架かり、このほど同施設の
運営会社や地元の造形作家が装飾。約10メートルに渡って欄干にしっくいを塗り
「神さまのおうち」と名付けたオブジェなどを設置した。
冬至を迎えたこの日は、松江市のキャンドル作家・中尾淳子さん(35)が創作した
約100個のろうそくを橋の上に並べ、川沿いの桜並木にプロジェクターで光を投影。
揺れる光が温泉街を歩く人の目を引き、千葉県から友人3人で旅行に来た
関谷智美さん(30)ら一行は「光を見てると癒やされる」と声をそろえていました。
玉造温泉、漆喰塗りの欄干にオブジェ [玉造温泉、]
玉造温泉、漆喰塗りの欄干にオブジェ
(山陰中央新報調べ)
芸術性を帯びた
橋を眺める作家たち=
松江市玉湯町玉造
玉造温泉街(島根県松江市玉湯町)を流れる玉湯川に架かる橋が地元作家らの手で
生まれ変わった。漆喰(しっくい)が塗られた欄干にはオブジェが飾られ、芸術性を帯びた橋が
、新たなまち歩きスポットとして人気を集めそうだ。
橋が架かるのは、今春オープンした観光関連の複合店舗「玉造アートボックス」前。
温泉街の景観や夜のまち歩きを楽しんだりできるスポットを作ろうと、同施設を運営する
玉造温泉まちデコや作家が計画し、9月から制作を進めた。
安来市の造形作家、大櫃孝之さん(37)が約10メートルにわたり欄干に漆喰を塗り、
座れるように背もたれをつけた。布や陶芸作家が作った勾玉(まがたま)なども飾られ、
今後、中央にはシンボルとなるガラスの勾玉が設置される予定。
漆喰のオブジェは「神さまのおうち」と名付け、日が暮れると優しい光をともし、
夜のまち歩きを明るく演出する。橋の名前も、出雲国風土記の記載や、公募を参考に
「キラキラ橋~神さまのおうち~」と付けた。
18日は、橋の上で完成を祝う祈願祭があり、橋をプロデュースした中尾貴之さん(34)は
「橋に座っていい縁が結ばれるきっかけになればうれしい」と思いを語った。
22日には、橋をろうそくの明かりで照らす「キャンドルナイト」が催される。
コウヤマキ自生林(吉賀) (山陰中央新報調べ)
山陰で唯一、
自生林が広がる吉賀町の
コウヤマキ
山陰唯一群生地広がる
日本特産の有用樹で、古来、和歌山県の高野山一帯に自生していたことから名付けられたという
「コウヤマキ」。山陰では唯一、島根県吉賀町の有飯、九郎原両地区の山林にまたがるように
群生地が広がる。
群生地は1963年に「高津川総合学術調査」で取り上げられ、その後の全国的な植生図作成の
過程で、自然性であることが分かった。日本の最南限にあたるとされる。
分布する自生林約70ヘクタールのうち、県が条例に基づき保護管理や学術的利用を図る
「県自然環境保全地区」(77年)に48ヘクタール、町の文化財(69年)に
1ヘクタールが指定されている。
地元では、その昔、唐の国から帰った弘法大師が村の繁栄、五穀豊穣(ほうじょう)、
悪魔降伏を祈願し、種をまいたと言い伝えられている。
材質が水に強いため、風呂おけや橋桁、柱材に利用されるほか、円すい形の立ち姿が美しく、
庭木や公園木に用いられる。同町出身の彫刻家・澄川喜一さんが、東京スカイツリーの
デザイン監修の参考にしたことでも知られ、スカイツリー前の広場に植樹されている。
94年に自生林の管理棟としてできたコウヤマキギャラリー(吉賀町有飯)を指定管理する、
有飯地区の住民グループ「たんぽぽの会」は毎年8月、自然観察会を実施。
町内外からの参加者が解説を聞き、魅力を感じながら散策する。
同会の実吉好子会長(63)は「自生林はこの地の宝であり、住民の誇り。
活動を通して交流の輪を広げたい」と話す。
(山陰中央新報調べ)
芸術性を帯びた
橋を眺める作家たち=
松江市玉湯町玉造
玉造温泉街(島根県松江市玉湯町)を流れる玉湯川に架かる橋が地元作家らの手で
生まれ変わった。漆喰(しっくい)が塗られた欄干にはオブジェが飾られ、芸術性を帯びた橋が
、新たなまち歩きスポットとして人気を集めそうだ。
橋が架かるのは、今春オープンした観光関連の複合店舗「玉造アートボックス」前。
温泉街の景観や夜のまち歩きを楽しんだりできるスポットを作ろうと、同施設を運営する
玉造温泉まちデコや作家が計画し、9月から制作を進めた。
安来市の造形作家、大櫃孝之さん(37)が約10メートルにわたり欄干に漆喰を塗り、
座れるように背もたれをつけた。布や陶芸作家が作った勾玉(まがたま)なども飾られ、
今後、中央にはシンボルとなるガラスの勾玉が設置される予定。
漆喰のオブジェは「神さまのおうち」と名付け、日が暮れると優しい光をともし、
夜のまち歩きを明るく演出する。橋の名前も、出雲国風土記の記載や、公募を参考に
「キラキラ橋~神さまのおうち~」と付けた。
18日は、橋の上で完成を祝う祈願祭があり、橋をプロデュースした中尾貴之さん(34)は
「橋に座っていい縁が結ばれるきっかけになればうれしい」と思いを語った。
22日には、橋をろうそくの明かりで照らす「キャンドルナイト」が催される。
コウヤマキ自生林(吉賀) (山陰中央新報調べ)
山陰で唯一、
自生林が広がる吉賀町の
コウヤマキ
山陰唯一群生地広がる
日本特産の有用樹で、古来、和歌山県の高野山一帯に自生していたことから名付けられたという
「コウヤマキ」。山陰では唯一、島根県吉賀町の有飯、九郎原両地区の山林にまたがるように
群生地が広がる。
群生地は1963年に「高津川総合学術調査」で取り上げられ、その後の全国的な植生図作成の
過程で、自然性であることが分かった。日本の最南限にあたるとされる。
分布する自生林約70ヘクタールのうち、県が条例に基づき保護管理や学術的利用を図る
「県自然環境保全地区」(77年)に48ヘクタール、町の文化財(69年)に
1ヘクタールが指定されている。
地元では、その昔、唐の国から帰った弘法大師が村の繁栄、五穀豊穣(ほうじょう)、
悪魔降伏を祈願し、種をまいたと言い伝えられている。
材質が水に強いため、風呂おけや橋桁、柱材に利用されるほか、円すい形の立ち姿が美しく、
庭木や公園木に用いられる。同町出身の彫刻家・澄川喜一さんが、東京スカイツリーの
デザイン監修の参考にしたことでも知られ、スカイツリー前の広場に植樹されている。
94年に自生林の管理棟としてできたコウヤマキギャラリー(吉賀町有飯)を指定管理する、
有飯地区の住民グループ「たんぽぽの会」は毎年8月、自然観察会を実施。
町内外からの参加者が解説を聞き、魅力を感じながら散策する。
同会の実吉好子会長(63)は「自生林はこの地の宝であり、住民の誇り。
活動を通して交流の輪を広げたい」と話す。