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あすの催し、山陰の ニュース 他  (出雲)(石見)(鳥取) [あすの催し]

     あすの催し、山陰の ニュース 他  (出雲)(石見)(鳥取)                                  (山陰中央新報調べ)

【5月6日(水)】 : イベント(出雲)
新緑まつり 午前10時~午後4時、松江市東出雲町上意東の東出雲おちらと村ゾーン。
絵手紙や木工おもちゃなどの展示、地元農産物や加工品販売など。
歌声よ、永久に 経種廉彦追悼コンサート 午後2時、松江市西津田6丁目の
市総合文化センター・プラバホール。入場料2千円。
松江水墨画研究会水墨画作品展 午前9時半(初日は午後1時)~午後5時、松江市
東朝日町の中国電力ふれあいホール。10日まで。
第11回くにびきメッセ・フリーマーケット 午前10時~午後3時、松江市学園南1丁目の
くにびきメッセ。無料。ステージイベント、工作コーナーなど。

【5月6日(水)】 : イベント(石見)

あすの催し、山陰の ニュース 他 お知らせはありません。

【5月6日(水)】 : イベント(鳥取)

春…さわやか展(創作ジュエリー・上原由美子、創作ウエア・喜田カツヨ) 午前10時半~
午後6時、米子市両三柳のコミュニティプラザ百花堂。9日午後5時まで。


     金屋子神社(上) 安全祈り はだし参り                (山陰中央新報調べ)

4月21日午前6時。世界で唯一たたら製鉄を操業する島根県奥出雲町大呂の「日刀保
(日本美術刀剣保存協会)たたら」から35人がはだしで歩き出した。製鉄の安全操業を祈る
「はだし参り」の一行だ。目指すは峠を越えた10キロ先。製鉄の神、金屋子(かなやご)
神を祭る安来市広瀬町西比田の金屋子神社だ。毎年春秋の例大祭に合わせて往復する。

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 同たたらの村下(むらげ)(技師長)木原明さん(79)の呼び掛けで20年続く恒例行事。
当初は同たたらの関係者が多かったが、今は日立金属安来工場(安来市)の幹部や
和鋼博物館(同)の職員、木原さんの指導を受けて中国地方でたたら体験を行う
団体などから、鉄の文化と技術を守る人々が集まる。

 国営備北丘陵公園(広島県庄原市)の奥井智裕管理センター長(51)は、毎年5月に
行う「古代たたら鉄づくり体験」の成功を祈るため、職員3人と参加した。

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道中、岡山県新見市から参加した「備中国新見庄たたら研究会」の藤井勲会長(61)と
意見を交わした。「たたらを若者に伝えるには」「市民をどう巻き込むか」-。奥井さんは
「交流が広がり、勉強になる」と話した。

木原村下の母校・宇部工業高校(山口県宇部市)からは伊藤一教諭(42)らが駆け付けた。
同校は2年前からたたらを授業に取り入れた。一昼夜の体験で「子どものもの作りに対する
姿勢が変わった」と話す。今春、体験した生徒の1人が日立金属安来工場に就職した。

安部正哉(せいや)宮司(91)によると、明治時代まで各地の村下らが同神社にはだしで参り、
境内にあった籠殿(こもりでん)で身を清め、良鉄の生産を祈った。当時の宮司は、
金屋子神を信仰する各地のたたらを巡った。安部宮司は「技術的な情報を一番持ち、
(良鉄をもたらす)神業(かみわざ)を授ける存在だった」とみる。

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砂鉄、木炭、釜土という自然の恵みから紡ぎ出すたたら製鉄は、今も未解明の部分が残る
神秘の技術。江津市桜江町出身の民俗学者で、たたらを訪ね歩いた牛尾三千夫(みちお)
(1907~86年)は、金屋子信仰が浸透した背景を「鈩(たたら)が永代鈩になって、
その規模が大がかりになったために、失敗すればその損失もまた大きかった」(続美しい村
「菅谷鈩と金屋子神」)と論考した。

 責任者の村下は、重圧を克服するため、はだし参りをして、願を掛けた。
境内では今以上に人々が集い、鉄作りについて意見を交わしたかもしれない。

 往路を歩ききった参加者は、拝殿でお札を安部宮司から受け取り、
それぞれの“たたら場”へと向かった。
















 
























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