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あすの催し、山陰の ニュース 他(出雲)(石見)(鳥取) [あすの催し]

あすの催し、山陰の ニュース 他(出雲)(石見)(鳥取) 
(山陰中央新報調べ)


[12月29日(火)】 催し : イベント(出雲)
あすの催し、山陰の ニュース 他 お知らせはありません。

[12月29日(火)】 催し : イベント (石見)
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[12月29日(火)】 催し : イベント (鳥取)
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浜田・吉田屋書店が93年の歴史に幕
(山陰中央新報調べ)

吉田屋書店の店内で思い出を振り返る百本博昭さん(右)と和子さん











 郷土本なら吉田屋へ-。多くの客からそう親しまれてきた島根県浜田市新町の「吉田屋書店」が31日に閉店し、93年の歴史に幕を下ろす。県内の郷土史に関する自費出版本などを幅広く扱い、歴史ファンが足しげく通った老舗。店主の百本博昭さん(70)は「店はなくなるが、多くの人に郷土への関心を持ち続けてほしい」と願う。

 「さびしいです」「ありがとうございました」。年内での閉店を知らせる手紙を12月に入って発送して以降、店には連日、感謝を伝える手紙や電話が寄せられている。博昭さんと店を切り盛りしてきた妻の和子さん(73)は、目に涙を浮かべながら「多くのお客さんに支えられてきた」と思い出をかみしめる。

 吉田屋書店は1922年に開店。40年ほど前から店主を務める博昭さんが歴史に興味を持っていたことから、歴史書や写真集などの郷土本を多く取り扱うようになった。また、「良い本をただ置くだけではだめ。手に取ってもらって初めて意味がある」と考え、自作のダイレクトメールやチラシを発行して本の内容などを積極的にPRし、常連客をさらに増やした。

 同市三隅町出身の日本画家の故石本正氏が90年代に初の画集を出版する際には宣伝と販売に協力し、数万円する商品を同店だけで300部売り切ったといい「地域の偉人を知ってもらう手助けができた」と、二人そろって振り返る。

 体力の衰えと本の売れ行きの低下を理由に決断した閉店。「残してほしい」という声が少なくなかっただけに、和子さんは「本を通してお客さんとふれ合える機会がなくなるのはさみしい」とこぼす。31日は夕方ごろまで店を開ける予定。博昭さんは「郷土を知ることで地域の見え方が変わった。店を通した多くの出会いは人生の財産」と感謝を口にした。




 



















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