あすの催し、山陰のニュース、他、（出雲）（石見）（鳥取）

　　　あすの催し、山陰のニュース、他、（出雲）（石見）（鳥取）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　（山陰中央新報調べ）
【1月4日（月）】 催し : イベント（出雲）

おはなしタイム 午前１０時半、安来市広瀬町広瀬のひろせ図書室。
新春！科学で初遊び２０１６ 午前９時半～午後３時４５分、出雲市今市町の
出雲科学館。参加無料。科学を使った七つのゲーム。７日まで。
出雲西高校写真部写真展 午前９時半～午後４時半、出雲市西新町２丁目の
しまね花の郷。要入園料。３１日まで。
しまね花の郷写生大会作品展 午前９時半～午後４時半、出雲市西新町２丁目の
しまね花の郷。要入園料。２５日まで。
古川誠写真展後期展　憧憬 午前９時～午後５時、出雲市平田町の平田本陣記念館。
一般５１０円、高校生以下無料。２月７日まで（火曜休館）。

【1月4日（月）】 催し : イベント（石見）

大田市成人式 午前１０時、大田市大田町の市民会館。
川本町役場新庁舎開庁式 午前１０時、川本町川本の同役場。感謝状贈呈、
施設見学など。

【1月4日（月）】 催し : イベント（鳥取）

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　　　雲南拠点・劇団ハタチ族　「３６５日公演」達成 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（山陰中央新報調べ）

３６５日公演を達成し、感謝の言葉を伝える西藤将人代表 （中央）とハタチ族のメンバー＝ 雲南市木次町里方、チェリヴァホール



　島根県雲南市を拠点に活動する「劇団ハタチ族」（西藤将人代表、８人）が
２０１５年の元日から挑戦してきた「３６５日公演」が３１日、
フィナーレを迎えた。観客がゼロになった時点で公演を終了する企画。観客が
１桁の日もあったが、熱意で乗り越え目標を達成した。市内のホールであった
最終公演には過去最多の５２７人が詰め掛け、ロングラン公演を成し遂げた
団員に万雷の拍手を送った。

３６５日公演は「演劇文化をより地域に根付かせたい」と、米子市出身で雲南市に
移住した西藤代表（３２）が提案した。市内で別の劇団の公演がある日を除き、
チェリヴァホール（雲南市木次町里方）のロビーなどで毎日上演した。

　観客数が３人にとどまり、焦りが募った日もあったという。「理想と現実の
ギャップに悩んだ。でも、ベストを尽くせば、いつかは花開くと信じて演じ続けた」
と西藤代表。団員の思いは次第に観客に届き、熱心なファンが根付いた。

　ハタチ族として、２９７公演目となる千秋楽の会場はいつもの”ロビー”ではなく、
４６５席を備えた大ホール。開場前から７０人が行列をつくり、立ち見客が出る
盛況ぶりで、この日までで最も多かった１３２人の約４倍となる観客が会場を埋めた。

　演目は、劇団を題材にした新作「演劇卒業」。一時は劇団を離れながらも再び
結束し合って芝居に励もうとする物語を、団員たちが９０分間、
情感たっぷりに演じると、会場に拍手と歓声が鳴り響いた。

　約２００回観賞したという出雲市美談町の会社員三島直人さん（４０）は「
満席の会場でメンバーが演技をやりきった姿に感動した。１年間楽しませてもらった。
本当にありがとう」と労苦をねぎらった。

　西藤代表は県外にも活動の場を広げ、最終的には雲南市の演劇テーマパーク
化を目指す。「時間をかけてでも、雲南で演劇をすることが演劇人にとって
ステータスとなるようにしたい。３６５日公演を達成した、
ここからがスタートだ」と力を込めた。












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